2019年の春にセントレジス大阪に宿泊しました。
セントレジスホテル大阪とは
マリオット系列ではリッツ・カールトンと並びラグジュアリークラスのブランドである「セントレジス」の中で、日本にある唯一のものがセントレジスホテル大阪です。
https://www.marriott.com/ja/hotels/osaxr-the-st-regis-osaka/overview/
リッツ・カールトン大阪と並び、大阪府内では5つ星クラスのホテルです(マリオット系列以外でこのランクで競合するのは、コンラッド大阪やインターコンチネンタル大阪など)。
セントレジス大阪へのアクセス
大阪の本町駅の近くであり、地下鉄御堂筋線の7番出口を出てすぐのところにあります。
駅からそのままホテルにつながっているという訳ではありませんが、ホテルと同じビルでホテル玄関の反対側に出るので、壁近くを歩けば雨に濡れずにホテル玄関に入ることができたと思います。本町駅近くにはモクシー大阪本町もありますが、距離には明らかな差があります。
バトラー(執事)サービスの使い方
このホテルの特徴として、全室にバトラー(執事)サービスがつきます。日本でバトラーサービスが付くホテルは非常に珍しく、少なくとも私は他には知りません。
バトラーは身の回りの世話などをしてくれる人で、さすがに(昔の貴族に仕える黒執事のように)着替えの手伝いまではしてくれませんが、電話を1本かけるだけで24時間無料で様々なサービスを行ってもらえます。具体的には
- 飲み物(コーヒー・紅茶)の提供
- 荷物の荷解きや荷造り
- 靴磨き
- スーツのプレス
などを無料で行ってもらえます。特に、私が宿泊したときは部屋で急ぎの仕事をしていたのですが、客室から出ずに手元の電話をかけるだけで、深夜でも何度でもコーヒーや紅茶を持ってきてくれるのは大変助かりました。
なお、スーツのプレスなどを翌朝までに行ってもらうには、どうやら時間制限(18時?)があるようなので、時間がかかりそうなスーツのプレスは早めに依頼しましょう。靴磨きは19時頃に依頼したら朝6時頃までに靴を玄関横の箱(棚)に入れてもらえました。
その他、チケットの手配なども行ってくれます…と書くと、コンシェルジュや単なるルームサービスと似ている気がしますし、私も明確な違いは分かっていないのですが、とりあえずバトラーに電話すれば何でも行ってくれるというのはかなり便利でした。
客室の様子
今回、グランドデラックスキングルーム(下から2番目のランクの部屋)を予約していました。当日、チェックイン時にマリオット・ゴールド会員特典でアップグレードしたい旨を伝えたところ、スカイライングランドデラックスルームが割り当てられました。
通常のグランドデラックスキングルームより高層階の場合に「スカイライン」という名称がつくようで、私の場合は26F(最上階の1つ下)でした。なおWebサイトを見る限りでは、フロアの高さ以外で通常のグランドデラックスルームとの違いを見つけることはできませんでしたが…。
見ての通り、客室はかなり広く、眺めも良いものになっています。
浴室も部屋の大きさにふさわしく広いものになっています。
ちなみにシャンプー等のアメニティーはルメードゥ(REMEDE)というブランドのものでした。ヒノキの香りが印象に残るものでした。
セントレジス大阪の感想
日本では珍しいバトラーサービスがつくセントレジスホテル大阪は、こんな人におすすめです。
- バトラーサービスを試してみたい
- 特別な日に豪勢に過ごしたい
- 急ぎの仕事を部屋に籠もって仕上げたい(作家をカンヅメにする場合など?ただし予算を大幅に超過しそうである)
なお、上記で「急ぎの仕事を」と書きましたが、このホテルは富裕層や経済的余裕のある外国人観光客向けであり、国内出張のサラリーマン向けではありません。そういう人がいない訳ではないですが、スーツで朝食会場に行くと、平日であっても結構浮いてしまうのでご注意ください。