2025年12月に、北海道の豊富温泉に行ってきました。
豊富温泉とは
豊富温泉は、世界的にも珍しい、石油の成分が含まれる温泉です(他に有名なのはアゼルバイジャンのナフタラン)。皮膚病に効果があるとのことで、治療や湯治のために訪れる方がいるとのこと。また、ほぼ日本最北端1の温泉街でもあり、何件かの宿泊施設があります。
私は皮膚病を患ってはいないのですが、何年か前に存在を知ってから気になっていました。今回、豊富温泉の中でも日帰り客でも気軽に入れる「ふれあいセンター」に行ってきました。
豊富温泉へのアクセス
東京から最も手っ取り早いのは、羽田から稚内空港に飛び、バスか列車かレンタカーで行くことでしょう。ただ、普段運転しない私が雪道をレンタカーで走るのは事故るリスクが高い(私が行ったのは冬で雪が積もっていた)こと、また個人的な理由(宗谷本線の列車に乗ってみたいという鉄道ファン的行動)のため、札幌から列車に乗ることにしました。
豊富温泉の最寄り駅はJR宗谷本線の豊富駅ですが、豊富駅は特急停車駅ではあるものの、そもそも宗谷本線の運行本数が非常に少ないので、旅程を立てるのは思った以上に難儀します。今回は札幌7:30発の特急宗谷に乗り、4時間半かけて豊富駅に向かうことにしましたが、東京からだと始発の飛行機に乗ってもこの列車には間に合わないので、札幌での前泊することにしました。
札幌での前泊(すすきの→札幌プリンスホテル)
東京からJAL便で札幌入り。札幌といえばすすきのが近いので、とりあえず飲んで食うことにしました(笑)


前泊用に、アメックス ゴールドプリファードの特典であるフリーステイギフトを使って札幌プリンスホテルを予約。
私が訪れたのは年末近くで、多くの人がすすきので飲んでいたため、道端では全然タクシーが捕まりませんでした2。このような状況ではタクシー乗り場は長蛇の列で、タクシーアプリでも捕まえられず。地下鉄も終電を過ぎており、このまま外のタクシー乗り場で待っていると凍えそうでした。ただ、ホテルまで15〜20分ほど歩けば着くことに気づいたので、気合いで歩きました。

札幌プリンスホテルにおいては、アメックスゴールドプリファードのフリーステイギフトで宿泊できるのはスーペリアツインルームです。ただ、スーペリアと言っても一般的なビジネスホテル+α程度のグレードでした(個人的に、部屋のバスが古いのが…)。



なお、部屋のバスとは別に露天風呂があるようので、気になる方はどうぞ。
札幌駅から豊富駅
朝7時半発の特急に乗りました。残念ながらこの時間は札幌駅構内および周辺のレストランはほとんど開いていなかったため、駅近くのセイコーマートや駅構内の売店で食料を調達。車内販売や自動販売機は無いので、忘れずに飲食物を買い込んでおきましょう。


4時間半ということで、かなりの長旅になります。また、カモシカなどの野生動物の飛び出しや雪などの影響で遅延することもあります。実際、私が乗ったときは積雪によって信号が見えない+カモシカが線路を歩いているといった理由で確か4回ほど停車し、30分遅れで豊富駅に着きました。予算に余裕があれば、グリーン車に乗るのが良いでしょう。特に連休ではグリーン車だけでなく普通車がほぼ満席になることがあり、普通車窓側で4時間半以上拘束されるのはかなり辛いです。



なお、4時間半列車に乗るのが辛いのであれば、羽田から旭川に飛んで旭川で前泊したた上で、途中の旭川から乗る手もあります。これであれば、旭川から豊富までは3時間で済みます(それでも長いわ!)
豊富駅から豊富温泉ふれあいセンター
ふれあいセンターに向かうバスは駅から出ていますが、札幌・旭川方面から列車に乗る人にとっては都合が悪い時間しかありません。手っ取り早いのはタクシーを呼ぶことです。UberやGOなどのタクシーアプリは対応エリア外なので、地元のタクシー会社に直接電話をかけましょう。ただし、タクシーを日曜日に手配できるかはかなり怪しい(日曜は予約受付窓口が空いておらず、電話をかけても出なかった)のでご注意ください。
幸い、駅は暖房や椅子があるほか、駅の隣の観光案内所にトイレもあるため、冬でも快適に待つことができます。また、駅の近くにカフェ等もあるため、タクシーの手配に失敗した場合はバスが来るまで待ちましょう。



豊富駅から徒歩5分ほどの場所にあるカフェ「ferme(フェルム)」にて昼食。アイスクリームや雑貨を売っているほか、食事もできます。

豊富温泉 ふれあいセンターの様子
バス停の近くにあるこの建物がふれあいセンターです。

タオルは貸し出しはないものの、購入可能です。浴場は湯治用と一般用があり、私は一般用を利用。
確かに石油成分が入っているらしく、微かに油は浮いていましたが、匂いは少しする程度でした。外が寒かったのもあり温かく感じ、非常に気持ち良いものでした。
豊富温泉から稚内へ
その後、バスで豊富駅に戻り、稚内駅に向かいました。
駅は夕方でも暖房が効いているので駅舎内は暖かいです。しかし、ホームは極寒です(私が行ったときは風が強く、体感気温がマイナス10度だった)。
困ったことに、列車が遅延していてもアナウンスがなく(そもそも無人駅なので駅員がいない)、JR北海道の列車位置情報サービスのサービスエリア外なので、列車が遅れている場合に何時頃列車が来るかがさっぱり分かりません。しかも、稚内方面行きは駅舎とは反対側のホームから出るため跨線橋を渡る必要があるため、列車がホームに入ってから駅舎を出ても間に合わない可能性があります。冬は相当寒いですが、こまめに自分自身で列車の接近がないか確認する必要があります。
寒さに震えながらも列車に乗り込み、稚内駅に向かいました。稚内駅は随分と新しい建物になっており、日本最北端の駅到達のスタンプがあったりします。
