飛行機・鉄道

ロンドン・キングスクロス~ヨーク駅 LNER Azuma 往復乗車記(スタンダード+ファーストクラス)

2026年8月9日

ロンドンのキングスクロス駅からヨーク駅に行くために、LNER(London North Eastern Railway)の高速列車Azumaに乗りました。往路(キングスクロス→ヨーク)はスタンダードクラス、復路(ヨーク→キングスクロス)はファーストクラスに乗りました。イギリス旅行記の一部です。

LNER Azumaと日本の新幹線との違い

この中でAzumaと呼ばれる車両は、日本の日立が作った車両です。日本の新幹線がベースになっているようで、風切音はまさに新幹線そのものでした。

ただ、細かく見ると車両および運用で異なる点がいくつかあります。

キングスクロス駅では、直前までどホームに来るか分からない

キングスクロス駅には多数のプラットフォームがあります。しかし、改札の中に入ると、どのホームにどの車両が来るかがぱっと見では分からないようになっています。

各ホームの端に電光掲示板があり、15分くらい前になると行き先や発車時刻が表示されました。早く着きすぎた場合はしばらく待つようにしましょう。

こんな感じのホームが何個かある

各席の予約乗車区間が表示される

各席の上に、予約の有無や予約されている区間が表示されます。そのため、隣席が空いた状態で発射した場合、隣席がいつまで空いているかが分かるとも言えます。

座席を回転できない

日本の新幹線では基本的に進行方向前向きになるように座席の向きが変わっているほか、グループでの旅行の場合などに椅子を回転させることで向かい合わせに座れるようになっています。しかし、LNERの場合は座席の向きは固定されています。そのため、座席の半数は逆向きに進むことになります。

LNERの公式サイトで予約した場合、座席位置を指定することができ、また進行方向かどうかも分かるようになっているため、可能であれば公式サイトで予約するのが良いでしょう。

便によって価格が大幅に異なる

日本の新幹線の場合、車両の種類(普通車 / グリーン車)や購入方法(紙のきっぷ / エクスプレス予約)が同じであれば、基本的に同じ料金です。細かく言えば、時期により繁忙期料金や閑散期料金の差があるものの、差額はせいぜい数百円程度です。

LNERの場合、同じ日の同じ区間・同じ座席種類であっても、便によって大幅に値段が異なります。恐らくは飛行機のように混雑具合によって価格が変更しているものだと思われますが、倍以上違うこともあります。そのため、少し時間をずらすことで、料金が大幅に安くなる可能性もあります。

ファーストクラスだと食事が提供される

日本のグリーン車にあたるファーストクラスに乗車した場合、軽食が提供されます。また、ドリンクも複数回注文可能です(軽食およびドリンクはファーストクラス料金に含まれる)。

朝食時に乗る場合などは、乗車前に食事を済ませたりする時間を省けるので便利でしょう。ただし、食事が不要だとしても安くはできません。

ファーストクラス用のラウンジがある

日本の新幹線だと、東京駅にビューラウンジがある他はグリーン車用のラウンジはありません。しかも、入室のための条件が比較的厳しいです(グリーン車利用に加えて所定のクレジットカードが必要。乗車だけで利用できるのはグランクラス利用時のみ)。

しかし、LNERの場合はファーストクラスの乗客向けのラウンジが複数の駅に存在します。空港のカードラウンジのような簡易的なものですが、日本の新幹線と比べて本数が少なく、駅での待ち時間が長くなり得ることを考えると、便利かと思います。

遅延がままある

日本の鉄道は世界的に見ると非常に正確です。特に新幹線は、基本的に高架上を走行し、ホームドアがある駅も多いため、事故による遅延は滅多にありません。
ただ、イギリスの鉄道は日本に比べると遅延が発生する可能性が高いです。例えば私は往路は定刻通りだったものの、復路は10分ほど遅れました。そのため、重要な予定の直前に着くように予約するのではなく、ある程度余裕を持った旅程にするのが無難です。

なお、30分以上の遅延で運賃の半額、1時間以上の遅延で運賃の全額返金されることになっており、実はこれは日本の新幹線・特急よりも該当する可能性が高いです(日本だと、2時間以上の遅延の場合のみ、特急料金が返金)

在来線と同じ規格の線路を走る

日本だと、フル規格の新幹線は高架の専用線(標準軌)を走り、在来線(狭軌)とは完全に分離しています。しかし、LNER Azumaはその他の列車と同じ規格の線路を走り、駅も同じものを利用しているようで、ホームドアが無いプラットフォームのすぐ横を高速走行します。

乗車している分には関係ないですが、Azumaが通過する駅ではホーム端から十分離れて待つようにしましょう。

ホームドアはない駅も高速走行する

スタンダードクラスの様子

往路はスタンダードクラスです。2+2列のシートで、1席の広さは日本の普通車と同じくらいです。ただし、リクライニングはほぼ無いので、若干狭く感じます。なお、大きな荷物は棚の上に置くか、車両端の荷物置きに置くことができます。

(混雑していたため、ブログとして載せられるような写真を撮ることができなかった…)

ファーストクラスの様子

ヨーク駅発の復路はファーストクラスに乗りました。ファーストクラスなので、ラウンジを利用可能です。

ヨーク駅のファーストクラスラウンジ
コーヒーなどを飲むことができる
ソファー席のほかに、コンセントがある席もある

1+2列のシートで、スタンダードクラスよりも広くなっています。ただし、リクライニングは日本の新幹線ほどはせず、座席のグレードとしては日本の新幹線の普通車の少し上といった程度でしょうか。

1人席の様子
食事の例

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