ホテル宿泊記

クラリッジズ(Claridge’s)宿泊記【Mayfair Terrace Suite】

2026年8月14日

ロンドンの老舗ホテルであるクラリッジズに宿泊しました。イギリス旅行記の一部です。

  • 宿泊時期:2026年夏
  • 予約方法:classictravel.com(virtuosoレート1
  • ステータス等:なし

クラリッジズとは

ロンドンの有名な5つ星ホテルの1つです。ロンドンの5つ星ホテルといえばThe Ritz Londonが有名2ですが、クラリッジズは各国要人(首脳や王室・皇室)が使うことで有名です。実際、第二次世界大戦中は戦火を逃れるためにヨーロッパの王族が長期滞在し、ユーゴスラビアの皇太子がホテル内で生まれた(当時のチャーチル首相により、当該客室ベッドが一時的にユーゴスラビア領になると宣言された)話が有名です。

クラリッジズ外観

イギリスではホテルのチップは任意ですが、クラリッジズほどのクラスだとチップの文化も残っているようです。例えばホテル玄関のドアマンにタクシーを呼んでもらったお姉様がチップを払っていました(この人だけなのか、全員が払っていたのかは分からない)。必要な場合は、フロントで両替をお願いするなり、旅行中に小額紙幣をかき集めるなりしておきましょう。

クラリッジズの客室(Mayfair Terrace Suite)

今回泊まったのはバルコニー付きスイートであるMayfair Terrace Suiteです。元々予約していたのはMayfair Balcony Room3だったのですが、virtuosoレートの特典である客室アップグレードにより、こちらの部屋4になったという経緯があります。

当然ですがとても広く、1人で使うには勿体無いものでした。

リビング
リビングの別角度
ベッド横の机
寝室

イギリスのホテルでは歯ブラシやスリッパは用意されていないことが多いのですが、このクラスのホテルになると、歯ブラシや髭剃りも用意されていました。スリッパもありました。

洗面所

バスルームは洗い場付き。なお、タオルを温めるために、タオルをかけている金属部分は高温になっています。触ると火傷するレベルなので要注意。

バスルーム

この部屋にはバルコニーがついています。あいにく、目の前は絶賛工事中でしたが・・・。

バルコニーからの眺め
バルコニーからの眺め2

部屋にはフロント等へつながる電話のほかに、執事とメイドを呼ぶための専用のボタンがありました。電話のダイヤルボタンではなく、独立したボタンとして存在するのは初めて見ましたよ。それだけ本当のVIPが泊まることが多いということなのでしょう。

執事を呼んでいるところ

クラリッジズの食事

アフタヌーン・ティー

こちらのホテルもアフタヌーンティーは有名です。宿泊客でなくても、インターネット上で予約できますが、なかなか空きがありません5。実際のところ、ここのアフタヌーンティーを予約できた日をベースに宿泊日を決めました(笑)

クラリッジズはリッツ・ロンドンほどはドレスコードは厳しくないとは思うものの、男性はジャケットを着ている人が多く、ネクタイ着用の人も少なくなかったです。ラフな格好で行くと浮くのでご注意ください。私はこのためだけにスーツを日本から持参しました。

会場であるThe Foyer & Reading Room
アフタヌーンティーのメニュー
アフタヌーンティー

費用を部屋付けにしようと、席を立つ前にウエイターに言おうとしたところ、プライバシー保護のため、部屋番号や名前は言わなくても良いと言われました。部屋番号は既に把握しているとのこと。高級ホテルでのアフタヌーンティーは何度か経験あるのですが、このような扱いをされたのは初めてで、それだけVIPの利用も多いということなのでしょう。

インルームダイニングの朝食

電話で頼むか、メニュー表をドアの外に置いておけば、朝食を部屋で取ることができます。

朝食(1名分)。なお奥の方にあるテーブルクロスに乗っていないフルーツは、ウェルカムスイーツの残りなので朝食ではない。

量はかなり多めで、付け合わせのマッシュルームは別の入れ物に入ってきました(今思えば2人分入ってたのかもしれない)。日本人平均から見た大食いという程度では食べきれない可能性があるので、控えめにした方が良いかと思います(または明示的に少なくしてほしいと伝えるか)。

なお、バルコニー付きの部屋なのでバルコニーで朝食を食べてみたいと思ったのですが、テーブルが小さいので朝食全てを持ってくることはできません。

朝から外でコーヒーを飲みつつ本を読むといったこともできる(実際やった)

クラリッジズ・アートスペース

クラリッジズの地下には、現代アートを見ることができるスペースがあります。

こちらにはホテル内から直接行くことはできません。ホテルの外に出て裏手に回ると、パン屋とカフェがあります。このカフェの方に入ると地下に降りる階段があり、その先にアートスペースがあります。

なお、カフェは朝8時から(曜日による)空いているようですが、私が行った時はアートスペースは朝10時にならないと入れませんでした。

夏は繁忙期

せっかくなので、バルコニー付きの部屋に泊まりたいと思っていました。ただ、元々が超高級ホテルな上に、繁忙期であること、さらには円安のため、バルコニー付きの中では比較的安い部屋(Mayfair Balcony RoomやClaridge's Balcony Room)を予約しようとしたのですが、宿泊1ヶ月ほど前の時点では満室でした。スイートであればバルコニー付きの部屋が空いていたものの、1泊数十万円〜になるので手が出せません。ただ、直前になるとキャンセルが出てくることがあるので、バルコニー付きの部屋に泊まりたい場合はこまめに予約サイトをチェックしましょう。今回の場合、2週間ほど前にMayfair Balcony Roomがが出てきたので予約しました。

もっとも、それでも閑散期であればもう少しお手頃な価格で予約できるので、季節にこだわりがなければ繁忙期を外すのも良いでしょう。

なお、同じく超高級ホテルであるリッツ・ロンドンはさらに予約が難しいようで、タイミングによっては1滞在あたりの最低料金が決まっているのか、最低2泊 or 最低3泊が求められることがあります6。ただ、これも直前になると縛りが解除されるのか、柔軟に部屋を予約できるようになる場合があります。

  1. 特典として、大人2名の朝食、85 GBP分のホテルクレジット、空き状況次第でアーリーチェックインやレイトチェックアウト、空き状況次第で客室アップグレード
  2. リッツと、(今はマリオット系列の)リッツ・カールトンは、歴史的にはつながりがある高級ホテルですが、今は別物です。名前が似ている高級車に例えるなら、ベントレーとベンツくらい違う。旅行系インフルエンサーの中でリッツとリッツ・カールトンを混同したり、リッツ・カールトンをリッツと略して呼んだりする人が一部いますが、この違いを分かっていない人は信頼できません。
  3. 1泊 1,800 GBP ≒ 38万円(この宿泊で実際に支払った金額)
  4. 近い時期の参考価格で1泊 4,320 GBP ≒ 90万円
  5. ただしThe Ritz Londonはさらに空きがない
  6. カレンダー上でそもそも最低3泊からと表示されたり、安い部屋は2泊にしないと出てこなかったりした。

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